光やレーザーを使った脱毛では、肌やムダ毛の状態、光の強さによって、やけどのような症状が出てしまうことがあります。

特に脇のムダ毛は比較的太くて濃いため、脱毛するときに痛みや熱さを感じやすいパーツです。

脇脱毛をしたあとに、痛みやヒリヒリ、赤みが引かなかったら、それは「やけど」なのかもしれません。

そこで、脇脱毛で起こり得るやけどの症状や見分け方と原因、万が一やけどをした場合の対処方法と予防方法を紹介します。

脇脱毛によるやけどは怖く感じますが、きちんと対策ができていれば予防できる問題です。

初めての脇脱毛でも安心できるように、どんな対策をするべきか、チェックしてみてくださいね。

1.脇脱毛のやけどの症状と見分け方


まずは、脱毛後に起こり得るやけどの症状と、どの程度のやけどなのかを見分ける方法についてです。

一般的なやけどの症状と同じく、脇脱毛で起こる可能性のあるやけども、ある程度の段階があります。

1-1.脇脱毛のやけどの症状

脇脱毛でやけどをした場合、症状の段階は大きく分けて3つです。

  1. 日やけ後のような赤みやヒリつきが2~3日続く…軽度なやけど
  2. 引っかいた後のようなかゆみを伴うミミズ腫れがある…軽度なやけど
  3. 水ぶくれがあり痛みを伴う…中度のやけど

1-2.脇脱毛後やけどかどうかを見分ける方法


脇が上記のような状態になっていたら、やけどの可能性があります。

赤みやヒリつき、ミミズ腫れや水ぶくれ、かゆみ、痛みが数日経っても治らないという場合、軽度から中度のやけどである可能性が高いでしょう。

たとえば、脱毛直後は肌に少し赤みが出るが、脱毛から数時間で赤みが消えたという場合、やけどではなく一時的に肌の赤みが出ていただけということになります。

ただし、やけどは脱毛直後からすぐ症状が出るとは限りません。時間が経ってからやけどに発展することもあるので、脇脱毛から数日程度は、脇の状態をしっかり確認するようにしましょう。

1-3.ミミズ腫れは光アレルギー(光線過敏症)の可能性も

強い光に対してアレルギーを持っている人は、ミミズ腫れの症状はやけどではなく、アレルギー反応で肌が腫れているという可能性があります。

アレルギー反応による腫れの場合、やけどへの対処方法では症状が改善できないことがあるので、必ず専門医を受診するようにしてください。

2.脇脱毛でやけどをした場合の対処方法


脇脱毛後、やけどになっていると感じた場合は、すぐに対処することで重症化や傷の残り、色素沈着などを防ぐことができます。

「やけどかも!」と思ったら、まずは次のような対処方法を取って、早めに治療をしましょう。

2-1.サロン・クリニックに相談する

まずは脇の状態を確認し、脇脱毛をしているサロンやクリニックに相談しましょう。

やけどが認められれば、クリニックなら治療などの処置をしてもらえますし、クリニックと提携しているサロンなら、提携先の皮膚科などを紹介してもらえます。

サロンやクリニックによっては、やけどをした分の回数や料金などを保証してくれることもあります。

すぐに治療できなくても応急処置の方法などを教えてくれるので、できるだけ早く電話などで相談してください。

2-2.皮膚科など専門医の診察を受ける


やけどであることが明かな場合、すぐに皮膚科などの専門医を受診するのも大切です。

かかりつけの皮膚科や形成外科があれば、肌質や体質を把握してくれているので、診察や治療もスムーズでしょう。

専門医がわからないという場合は、サロンやクリニックに相談して、適切な専門医を紹介してもらうのがおすすめです。

2-3.患部を流水で冷やす

やけどは患部を冷やすことが大切です。軽度のやけどであれば、流水で冷やすだけでも、かなり症状が改善することもあります。

水道やシャワーで弱く水を出し、患部に優しく流水を当てて冷やしましょう。

流水の勢いが強すぎると、痛みを感じたり皮がめくれたりする可能性があるので、痛くない程度に水を流します。

ほてりやヒリつきが落ち着くまで、できれば15~30分程度冷やしましょう。

脇なので流水で冷やすのが難しい場合は、洗面器や洗面台に水を張って冷やしたり、冷たい水で濡らして絞ったタオルなどで冷やします。

保冷剤や氷は患部に直接当てると凍傷を起こし、症状が悪化する可能性もあります。

タオルなどでくるんで冷やすようにしてください。

2-4.これはNG!やってはいけないやけどの対処方法


やけどをなるべく早く治すためにも、やってはいけない対処方法があります。

少しでも「やけどかな?」と思ったら、こんな方法は避け、先ほど紹介した対処方法を取り入れてくださいね。

何もせず放置する

放置することで症状が悪化し、治療に時間がかかってしまうことがあります。

脱毛直後、サロンやクリニックで脇を冷やしてもらっても、赤みやヒリつきが出るようなら、やけどの可能性が高いです。

少しでもヒリつきや熱さを感じたら、自宅でも脇を冷やすようにしましょう。

また、脱毛から時間が経ってから症状が出る可能性もあるので、脱毛後はいつも以上に脇の状態を確認するようにし、少しでも症状が出たら冷やすようにするか、サロン・クリニックに相談するようにしてください。

自己判断で薬を使う

軽いやけどに使える市販薬が販売されていますが、脱毛直後のデリケートな脇に使うのは適切ではない場合もあります。

薬が合わずにやけど以外の炎症が起こったり、痛みが増したりする可能性もあるからです。

薬を使うのは医師の診察を受けてからにして、まずは流水や冷やしタオルなどで患部を冷やすことから始めましょう。

水ぶくれをつぶす

中度のやけどに現れる水ぶくれは、やけどの部分を保護する役割を持っています。

水ぶくれをつぶしてしまうと、皮膚が細菌に感染しやすくなるため、患部の治りが遅くなってしまうのです。

どうしても水ぶくれが気になる場合は、ガーゼで水ぶくれを覆い、衣服などが触れないように保護しましょう。

また、誤って水ぶくれをつぶしたり破いたりしてしまったら、清潔なハサミで破れた皮膚を取り除き、患部を水で優しく洗ったらガーゼで覆います。

処置方法がわからない、水ぶくれが大きいというような場合は、皮膚科などの専門医を受診して、処置方法を教えてもらうようにしてください。

3.脇脱毛でやけどが起こる原因


脇脱毛でのやけどの症状、やけどしてしまった場合の対処方法について紹介しましたが、そもそも脇脱毛でやけどをしてしまう原因はなんなのでしょうか。
安全性も高くなってきている光・レーザーによる脇脱毛で、やけどが起こってしまう3つの代表的な原因を調べました。

3-1.光・レーザーの出力が高すぎる

脇脱毛でやけどが起こるもっとも多い原因が、光・レーザーを照射するときのパワーを上げすぎていることです。

照射するパワーが強いほど、毛根にしっかり影響を与えることができるため、脱毛の効果は高くなります。

しかし、パワーを上げると当然皮膚への影響も出やすくなってしまいます。

肌の状態を見ながらパワーを調節すれば、やけどのリスクは減らすことができるのですが、判断を誤ってしまうとやけどの可能性は高くなるでしょう。

3-2.同じ場所に繰り返し光・レーザーを照射している


通常、光・レーザーで脇脱毛をするときは、脇をすべらせるように光を照射していき、同じ場所には繰り返し照射されないようにします。

しかし、施術者の技術が未熟だったり、照射の確認不足だったりして、同じ場所に繰り返し光が当たってしまうと、肌の温度がどんどん高くなり、やけど状態になってしまうのです。

1回の脱毛で何度も同じ場所に光を照射するのはもちろん、短期間のうちに別のサロンやクリニックで脇脱毛を受けることで肌に負担がかかり、やけどのような状態になることもあります。

3-3.日やけをしている

日やけをしたあとは、肌が赤くなったりヒリヒリしたりしますよね。

これは、軽度のやけどと同じ症状なので、脇を日やけしている場合は、脱毛することでさらなる日やけをする状態になってしまい、強いやけどに発展する可能性があります。

日やけをした直後はもちろん、日やけが落ち着いて肌が浅黒くなった状態では、光・レーザーによる脱毛は利用できません。

光による脱毛は、肌のメラニン色素に反応するため、ムダ毛ではなく日やけした肌そのものに強く反応し、やけどや炎症を起こすからです。

4.脇脱毛でやけどをしないための予防方法


安全に脇脱毛をするには、やけどが起こらないよう予防することが大切です。

普段からできる対策やサロン・クリニック選びで、脇脱毛のやけどを防ぐことができます。これから脇脱毛をするとき、初めての脱毛を考えているときの参考にしてください。

4-1.脇の保湿ケアをする

肌の水分量が減っていたり、乾燥していたりすると、脱毛によるやけどを起こしやすくなります。

脇脱毛しているときは、特に意識して脇のスキンケアを取り入れるようにしましょう。

ただし、サロンやクリニックによっては、脱毛の前日・当日は保湿剤を使ったケアを推奨していないことがあります。こうした注意事項には従うようにしてくださいね。

4-2.日やけをしない


脱毛をしているときは、日やけをしないように気をつけます。

脇は比較的日やけしにくい場所ですが、夏場にノースリーブなどを着るときには、うっかり日やけをしてしまわないよう、脇に日やけ止めを塗ったり、UVカット効果のある羽織ものなどを身につけたりするとよいでしょう。

4-3.テスト照射をしてもらう

サロン・クリニックによっては、カウンセリング時などにテスト照射できるところがあります。

目立たない場所でテスト照射してもらい、1週間前後、肌の様子を見てみましょう。

肌の反応がわかれば、どれくらいのパワーで照射すればよいかがわかります。

4-4.弱いパワーから照射してもらう

最初の脇脱毛をするときには、いきなり強いパワーから始めずに、弱いパワーから始めてもらいましょう。

少しずつ様子を見ながらパワーを調節することで、肌のやけどを防ぐことができます。

4-5.安全性の高いサロンを選ぶ


脱毛サロンを選ぶときは、料金や予約のしやすさだけでなく、安全性の高いサロンを選ぶようにします。

安全性の高いサロンを選ぶためのポイントをいくつか紹介します。

  • 清潔感がある
  • 新しい脱毛器を導入している
  • トラブル発生時に専門医を紹介してもらえるサポートがある
  • 質問や相談に誠実に対応してくれる

このようなサロンを選ぶことができれば、脇脱毛によるやけどの可能性は低いといえるでしょう。

4-6.症例数の多いクリニックを選ぶ

クリニック脱毛をするときは、脱毛の症例数が多いところを選びましょう。

脱毛に関する知識や経験が豊富なクリニックであれば、ひとりひとりの肌質や毛質にあわせて、安全性の高い脱毛をしてもらえます。

また、カウンセリングで万が一のトラブルにどのような対応をしてくれるのか、脱毛終了後のアフターケアはあるのかなどを、具体的に説明してくれるクリニックも、信頼ができるクリニックといえるでしょう。

4-7.傷みや熱さ、かゆみなどを感じたらすぐに相談する


肌に異変を感じたら、すぐに脱毛しているサロン・クリニックに相談しましょう。

脱毛で起こるトラブルのうち、特にやけどは放置していると症状が悪化する可能性があるものです。

脱毛後の赤み・ヒリつきが改善しないときはもちろん、脱毛中に痛みや熱さを感じるときにも、すぐ声をかけることで照射パワーを調節してもらえます。

4-8.サロン・クリニックの注意事項には従う

脇脱毛の前後や脱毛中にしてはいけないこと、しないほうがよいことなど、各サロン・クリニックで注意事項が決められています。

たとえば、脱毛前後の注意事項には次ようなものがあります。

  • 日やけをしない
  • 飲酒や入浴、スポーツなど体温を上げる行為を避ける
  • 同じパーツの脱毛には1ヶ月~3ヶ月以上の期間を空ける など

こうした注意事項は、脱毛した肌を守り、肌トラブルを起こさないようにするためのものです。

脱毛前後の注意事項はしっかり守ることで、やけどを始めとする肌トラブルを防ぐことができますよ。

5.まとめ


脇脱毛は、どんな方法であってもやけどのリスクが伴います。

しかし、安全性の高いサロンや症例数の多いクリニックを選んだり、自分の肌にあったパワーで脱毛してもらったりすることで、やけどを予防することは可能です。

やけどを予防しながら脱毛の効果を高めるために、セルフケアも取り入れれば、自然と脇の状態を気にすることもできます。

トラブルかな?と感じたらすぐに相談するようにして、脇脱毛にチャレンジしてみてくださいね。

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