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みなさんは、脱毛でどのくらいの仕上がりを求めていますか?
脱毛回数によって仕上がりの毛量が異なるため、「何回施術を受けるか」というのが重要なポイントになります。
今回は医療脱毛と光脱毛で必要になる脱毛回数の違いや、部位ごとのポイントについて詳しく紹介します。
1.1回あたりの脱毛効果
脱毛って1回やっただけでもキレイになれますか?
残念だけどそうじゃないわね。脱毛は1回だけでツルツルにはなれないわ。
繰り返し通えばだんだんキレイになっていくわよ。
まず、ムダ毛には「成長初期→成長期→成長後期→退行期→休止期」という毛周期があります。
この中で脱毛の光が効果を発揮するのは、全体の約20%を占める成長期の毛のみです。
そのため、1回の脱毛では一部の毛しか処理することしかできません。
多くのサロンやクリニックでは、最低5回は施術をした方が良いと推奨されています。
さらに、同じ脱毛回数であっても、部位や毛質、また脱毛法などによって、脱毛効果は異なります。
個人差はありますが、ムダ毛が濃く密集している部位ほど、完全にツルツルするには時間がかかります。
脱毛法は、医療脱毛がサロンの光脱毛よりも、1回の脱毛効果が高いといわれています。
2.脱毛の種類別、完了までに必要な回数を部位別に比較
サロンの光脱毛と、クリニックの医療脱毛はだったらどのぐらい効果に違いがあるんですか?
光脱毛と医療脱毛の効果の目安を部位別にまとめたから、何回かかるかは表をチェックしてみて。
光脱毛か医療脱毛で悩んでいる人は、どっちの方が自分に合いそうか、それぞれの特徴を確認してみてください。
2-1.光脱毛に必要な回数を部位別に比較
【部位別】光脱毛にかかる回数比較
自己処理が不要になる | ツルツルになる | |
---|---|---|
脇 | 8〜12回 | 12回以上 |
顔 | 10〜12回 | 15回以上 |
VIO | 8〜12回 | 12回以上 |
ヒザ下 | 8〜10回 | 10〜14回 |
ヒジ下 | 8〜10回 | 10〜14回 |
全身 | 8〜12回 | 15回以上 |
サロンで使用されている「光脱毛」は、医療脱毛に比べて痛みが少なく、費用が安いところが魅力です。
ただし、1回あたりの脱毛効果が低いため、医療脱毛よりも多くの回数を施術しないといけないという難点もあります。
光脱毛だと、自己処理が不要になる程度の仕上がりを目指すのであれば、8回~12回程度施術をすることになります。
更にツルツル肌を目指すのであれば、12回以上の施術が必要になりそうです。
光脱毛はツルツル肌になるまで施術を続けた場合、全て完了するのに2年~3年程度かかる場合があるので、価格重視で時間に余裕があるという人に向いています。
2-2.医療脱毛に必要な回数を部位別に比較
【部位別】医療脱毛にかかる回数比較
自己処理が不要になる | ツルツルになる | |
---|---|---|
脇 | 5〜8回 | 8回以上 |
顔 | 6〜9回 | 10回以上 |
VIO | 4〜9回 | 10回以上 |
ヒザ下 | 3〜6回 | 6〜8回 |
ヒジ下 | 3〜6回 | 6〜8回 |
全身 | 6〜8回 | 10回以上 |
医療脱毛は、サロンの光脱毛に比べて、費用が高額ですが、その分1回あたりの脱毛効果が高く、早く脱毛を完了できるのが特徴です。
医療脱毛だと、自己処理が不要になる程度の仕上がりを目指すのであれば、5回~8回程度施術をすることになります。
更にツルツルにするのであれば、8回以上の施術が必要になりそうです。
医療脱毛の場合は、ツルツル肌になるまで施術を続けても、2年以内には完了できます。
自己処理が不要になるレベルで良いのであれば、1年以内で終了できるので、スピード脱毛を希望している人におすすめです。
2-3.効果の出る回数は部位ごとに異なる
脱毛をする場合、必要となる回数は、「部位」によってそれぞれ違います。
一般的に脱毛回数が多くなるのは「全身脱毛」や「顔」です。
全身脱毛は施術する箇所が多いため、どうしても全体の施術回数が多くなってしまいます。
顔については、脱毛器が苦手としているメラニン色素(黒色)の薄い「産毛」が多かったり、脱毛時の痛みが強い部位なので、出力を下げて対処することも多いため、施術回数が多くなりやすいという特徴があります。
一方、メラニン色素がはっきりしているムダ毛が多い膝や肘は、脱毛器が反応しやすいので、比較的少ない回数で完了できる傾向があります。
施術範囲は狭いけど、太くて濃い毛が生えやすい「脇」や「VIO」は個人差が大きいため、施術回数は人によって大きく異なりやすいです。
3.少ない回数で脱毛を完了を目指すコツ
なるべく少ない回数で脱毛を終わらせるコツを伝授するわ。
脱毛効果が高い医療レーザー脱毛にする
まず、少ない回数で脱毛を済ませたいのであれば、1回の脱毛効果が高い「医療レーザー」を選択しましょう。
光脱毛は、出力が弱く、医療レーザーの2倍~3倍程度の通院が必要になるケースもあるため、スピード脱毛には向きません。
医療レーザーであれば、予約が上手く取れれば、最短半年で完了することも可能です。
一般的には、5回の施術を1年程度で完了させるケースが多いです。
また、医療脱毛は、痛みを感じた場合に「麻酔クリーム」を使用することができるので、出力を落とさないまま施術をすることができるのも魅力です。
サロンの場合は、医療行為が許されておらず、麻酔を使用することができないので、痛みがひどい時には、脱毛器の出力を落として施術するしか方法がなくなってしまいます。
脱毛器の出力を落とせば、当然1回の脱毛効果が落ちてしまうので、効率的な施術ができなくなってしまいます。
施術時の痛みに左右されず、常に高い脱毛効果をキープできる医療脱毛の方が、光脱毛よりも少ない回数で施術できるのでおすすめです。
毛周期に合わせて通う
ムダ毛には、「成長期」「退行期」「休止期」という3つの期間から成る毛周期があります。
そして、脱毛効果があるのは、ムダ毛が最も太く、濃くなる「成長期」と言われています。
現在、多くのサロンやクリニックでは、ムダ毛のメラニン色素(黒色)に反応して効果を発揮する脱毛器を使用しているケースが多いので、脱毛器がメラニン色素をはっきり確認できる成長期の施術が一番効率的だとされています。
そのため、どこのサロンやクリニックでも、毛周期に合わせた脱毛を推奨しているのです。
毛周期に合わせた脱毛をすると、ムダ毛が生え揃う2~3ヶ月に1回のペースで施術をすることになるので、5回施術を受けるだけでも1年程度かかります。
ただし、毛周期は部位によって異なるため、毛周期が短い顔などは、最短で月に1回のペースで通うことも可能です。
現在は半年くらいで施術が完了する「スピード脱毛」がありますが、その場合は毛周期に関係なく施術ができる脱毛器を使用しているのが特徴です。
毛周期に関係なく施術ができる脱毛器は、「SHR脱毛(蓄熱式脱毛)」と呼ばれています。
従来の「成長期のみ」だけに使用できる脱毛器とは違い、「毛周期の全ての期間」に使用出来るのが魅力です。
メラニン色素ではなく、「毛包」をターゲットにした脱毛方法なので、従来の脱毛器では施術を受けることができなかった「地黒」や「日焼け肌」にも使用できます。
脱毛が完了できるまでの期間をどうしても短くしたい場合は、毛周期を無視したSHR脱毛をおすすめします。
全身まとめて脱毛する
脱毛の初心者さんの場合、一気にまとめて脱毛をする「全身脱毛」と少しずつ希望の部位から脱毛できる「部分脱毛」のどっちを選択しようか迷うことがあると思います。
予算に余裕がない人や、痛みが心配な人の場合、「まずは部分脱毛で様子を見てみよう」と思うケースも多いです。
しかし、脱毛を短期間で完了するということを考えた時には、部分脱毛で後から少しずつ追加して脱毛を繰り返すよりも、全身をまとめて脱毛をしたほうが有利になります。
サロンやクリニックによって、全身脱毛1回で施術してもらえる範囲は異なりますが、1回で全身をまるごと処理してくれるお店を選べば、最低限の少ない回数で脱毛を完了できます。
全身脱毛であっても、極端に安いキャンペーンのようなプランだと、全身脱毛1回で、全身の1/3や1/2しか施術してくれず、通院回数が無駄に多くなるケースもあるので注意が必要です。
早く脱毛を完了したい人は、全身脱毛を契約する時に、1回で全身をまるごと施術してくれるプランなのか、しっかり確認しておくようにしましょう。
保湿する
脱毛をしている間は、「肌の乾燥」が大敵です。
肌が乾燥していると、通常よりも施術中に脱毛の痛みを強く感じやすかったり、肌荒れを起こしやすいので注意が必要です。
一部では、脱毛前に「肌の水分量」を計測し、規定の数値に満たない場合は、施術を受けられないようになっているお店もあります。
脱毛の痛みを軽減したり、肌荒れを予防するためにも、肌の保湿は非常に重要なポイントです。
どの脱毛器も、「熱」を利用してムダ毛を処理するように出来ているので、脱毛後の肌は、熱によるダメージを受けて肌が乾燥し、敏感に傾きやすくなっています。
もともと乾燥しやすい肌質の場合、脱毛中はいつもよりも、念入りにケアをする必要が出てきます。
さっぱりしたボディローションよりも、油分が多いミルクやクリームを使って、しっかり肌の潤いを守りましょう。
どうしても肌荒れが心配な人は、医療脱毛を選択すると、脱毛後に「肌荒れ用のお薬」を処方してくれるので、より安心して施術を受けることができます。
日焼け対策を行う
脱毛をしている時には、どこのサロンやクリニックでも「日焼け」が厳禁になります。
日焼けというのは、「肌が炎症を起こしている状態」なので、脱毛器を使用すると、肌の状態が悪化する可能性があります。
特にメラニン色素の黒色をターゲットに効果を発揮する脱毛器の場合、日焼けをしていると、施術自体を断られる可能性があります。
日焼けした肌に照射することによって、毛根のメラニン色素と日焼けした肌の黒さを正確に区別することができなくなってしまい、過剰反応を起こしたり、本来の脱毛効果を発揮できなくなってしまう可能性が出てきます。
脱毛器が正常に起動しないと、「火傷」してしまう可能性も出てきます。
おまけに日焼けした肌は、乾燥しやすいので、万が一施術をしてもらったとしても、脱毛の痛みを強く感じやすいと言われています。
そのため、肌荒れや脱毛時の痛みを極力感じないように施術を受けるためには、日頃から徹底して日焼け対策を行うことが重要です。
日焼け止めクリームを毎日塗る習慣をつけ、外出時にはUV加工の衣類や帽子、日傘などを利用して、出来るだけ日焼けをしないようにしましょう。
4.まとめ
脱毛で必要になる回数は、サロンの光脱毛と医療脱毛で異なることがわかりました。
また「仕上がりのレベル」や「部位」によっても必要となる回数が違ってきます。
- 光脱毛で自己処理不要にするなら8~12回、完璧にツルツルにするなら12回以上。
- 医療脱毛で自己処理不要にするなら5~8回、完璧にツルツルにするなら8回以上。
脱毛完了の目安としては、毛周期に合わせて自己処理不要レベルまで脱毛をする場合、光脱毛であれば2年程度、医療脱毛であれば1年程度の期間がかかります。
初心者の人は、どの部位をどのくらいに仕上げたいのか、最初に脱毛プランを考えておくようにすると安心です。