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こんばんは、元芸人ライターの鯛(@tai__writer)です。
AM5時起きなので目がパンパンに腫れています。
先日、自分のブログに「登山の何が楽しいんだろう?」的な記事を書いたのですが、登山好きの上司に見られてしまって、
![上司](https://luluepi.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
「登山は本当に楽しいし、1回は経験した方が良いから行くぞ!」
![鯛](https://luluepi.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
「はい、喜んで!(行きたくない!)」
という流れで登山に行く羽目になってしまいました。
僕は登山に対してとにかくネガティブなイメージしか持っていません。
僕の登山に対するイメージ
・危険な地形が多い(鋭い岩を歩いたり岩を登るのが怖い)
・最近見た記事のように遭難しそう
・そもそも山に登る意味ってあるの?
こんなアンチ登山みたいな僕が山に行って楽しむことができるんだろうか…。
でも、どうせ行くならやっぱり楽しみたいので、事前にたくさん調査して、山の魅力を存分に味わってきました。
というわけで、登山初心者の僕が初心者なりに登山の魅力を伝えていきたいと思います!
登山初心者は高山か低山どっちに登るべき?
調べたところによると、山は大きく分けて、高山(標高2,000m以上)と低山(1,000m以下)の2種類あるそうです。
滋賀県在住の僕が登山を始めるなら、初心者向けのメジャーな高山か家の近所のマイナーな低山のどちらが良いのだろう?
8つのポイントで比較して決めました。
メジャーな高山 | マイナーな低山 | |
---|---|---|
①景色 | ダイナミック | 綺麗 | ②山の魅力 | 非日常の世界を体感 | 日常の延長 |
③手軽さ | 準備が大変でしんどい | 気軽に登れる | ④救助体制 | 充実 | 不十分 |
⑤登山者の数 | 多い | 少ない | ⑥天候 | 激しく変動 | 変わりやすい |
⑦高山病のリスク | 体質によってはなる | ほぼならない | ⑧情報量 | 多い | 少ない |
①景色:高山ならダイナミックな景色を見れる
近所のマイナーな低山でも綺麗な景色を見ることができますが、高山から見る景色はスケール感が全然違います。
また、高山の頂上付近なら森林限界を超える場合があるため、低山では見れない景色を堪能できます。
※森林限界とは、高木が生育できなくなる限界高度のことです。
さらに、有名な山やいろんな絶景を見ることができるので、景色を楽しみたい場合はメジャーな高山が優れています。
②山の魅力:高山なら非日常の世界を味わえる
初心者の僕が考えた山の魅力は、山小屋で過ごしたり、スケールの大きさや気温の変化を体感したりなど、非日常の世界を味わうことです。
※気温は標高1,000m毎に6度下がるため、標高差が大きいほど気温の変化を体感できます。
近所のマイナーな低山はどちらかといえばハイキング気分で登るイメージなので、非日常の世界を味わいたいならメジャーな高山に登るべきだと思いました。
③手軽さ:近所の低山なら手軽に登れる
メジャーな高山に登る場合、山小屋の手配や下調べなど、事前にすべきことがたくさんあります。
また、登るのに時間がかかり、高低差があるので体力的にもかなりしんどいです。
近所のマイナーな低山であれば、移動に時間がかからず、山小屋の手配をする必要もありません。
また、高山よりも高低差がないため、比較的手軽に登ることができます。
④救助体制:メジャーな高山が揃うエリアなら充実
登山をする上でのリスクの一つに「遭難」があると思うのですが、救助体制が充実していれば助かる可能性が高まります。
北アルプスのようにメジャーな高山が揃うエリアなら、救助ヘリや山岳警備隊などがあって救助体制が整っているため、メジャーな高山が揃うエリアの方が優れています。
⑤登山者の数:メジャーな高山は人が多い
「登山者が多いと混むから嫌だ」という意見もありますが、僕は適度に多い方が良いと思っています。(あまりにも混雑していると嫌ですが)
なぜなら、自分で救助を呼べない事態が起きた時、登山者が多ければすぐに気付いてもらい、対応してくれる可能性があるためです。
また、登山者同士のちょっとした交流も期待できます。
人気の山であればあるほど登山者が多くなるため、メジャーな高山の方が良いと感じました。
⑥天候:高山は激しく変動する
「山の天気は変わりやすい」と言われており、「予報では晴れだったのに急に雨が降り出した!」ということも多いようです。
特に高山の場合は天候の変動が激しく、大嵐や雷、急激に気温が低下するリスクが考えられます。
低山も天候は変わりやすいですが高山ほど激しくないため、高山よりはリスクが低いです。
⑦高山病のリスク:低山はほぼならない
高山は地上に比べて空気が薄いため、体質によっては酸欠状態となり、頭痛や吐き気、嘔吐といった高山病の症状が現れます。
一般的に、標高2,000m前後で発症するといわれているので、近所のマイナーな低山では高山病になるリスクはほぼありません。
⑧情報量:メジャーな山の方が多い
事前に登山ルートやおすすめスポットを知っておけば、さらに登山を楽しむことができます。
また、リスクを回避するために、「昨日の雨で橋が壊れている」といった最新の危険な情報を入手することも大切です。
メジャーな山であればあるほど、ネットを通してたくさんの情報を入手することができるので、この点ではメジャーな山が多い高山の方が優れていると感じました。
リスク対策をしてメジャーな高山へ行くことに決定!
上記の8つのポイントをまとめると、
・近所のマイナーな低山:高山に比べるとリスクが低い,コストが低い,手軽に綺麗な景色を見ることができる。
って感じです。
僕は初心者ですが、「非日常の世界を体感したい!」という思いが強かったので、高山に行くことにしました!
とはいえ、僕は絶対に危険を冒したくない性格なので、4つのリスク対策を行いました。
・ガイドの方に案内してもらう
・天候が悪ければ辞めることも考慮する
・初心者でも登りやすいメジャーな高山を選ぶ
これらの対策をしっかり行って、北アルプスの女王「燕岳(つばくろだけ)」に行ってきました!
北アルプスの女王「燕岳」で山の魅力を味わってきた
上記の対策をしっかり行い、長野県にある「燕岳」に1泊2日で行って、山の魅力を味わってきました。
ここからは、登山のレポートを写真付きで紹介し、初心者なりに山の魅力を伝えたいと思います。
初心者におすすめの「燕岳」とは?
燕岳とは、北アルプスにある標高2,763mの山です。
燕岳は「北アルプス3大急登」の一つですが、以下の4つの点で登山初心者に人気の山です。
・山頂までのルートの間に等間隔でベンチが設置されている
・山頂にある「燕山荘」は、泊まってみたい山小屋ランキング1位に選ばれる程人気
・北アルプスの山脈を一望できる
実際に登りましたが、登山初心者の僕でも登り切ることができました。
燕岳の基本情報
- 燕岳登山口
- 標高約1,450m
- 燕岳山頂
- 標高約2,763m
- 距離
- 約5.5km
- 登り時間
- 約5時間(目安)
- 下り時間
- 約3.5時間(目安)
※燕山荘のホームページを参考にしています。
1日目
燕岳登山口の中房温泉からスタート。
AM5時起きだから空元気です。
今回は、小谷村山案内人組合の那谷(なや)さんにガイドをしていただきました。
那谷さんは遭対協で実際に救助活動をされているので、万が一の時も非常に頼りになります。
![鯛](https://luluepi.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
「那谷さん、よろしくお願いします!」
![那谷さん](https://luluepi.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
「お願いします。」
那谷さんとはぐれないように頑張って付いていきます。
まずは第一ベンチを目指して歩きます。
森の中を歩いてる感じ。
第一ベンチ到着!
すでに結構きつい…。
![鯛](https://luluepi.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
「やばい、結構きついですね…。」
![那谷さん](https://luluepi.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
「まだまだ。富士見ベンチ(4番目)までは序章だよ。そこからが本番で、急な坂や岩を登ったりするから」
![](https://luluepi.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
![鯛](https://luluepi.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
「…(唖然)」
ひたすら山道を歩き、
第2ベンチ、第3ベンチ毎にしっかりと水分を補給します。
富士見ベンチを超えたあたりから景色が変わり出します。
この時期は紅葉がかなり綺麗。
山道の雰囲気も変わって岩が出てきました。
休憩所の合戦小屋に到着。
那谷さん曰く「山のコンビニ」だそうです。
確かに、ジュースにご飯、スイカまであってびっくり。
ちなみに、上記の物資はカゴに乗せられて、ケーブルで合戦小屋まで運ばれていきます。
20分くらい休憩して再度出発。
少し歩くと、燕山荘が見えてきました!
やっぱりゴールが見えるとやる気が出てくる。
紅葉の中を歩きます。めっちゃ綺麗。
視界も開けてきて、あたりの山が綺麗に見えてきた。
槍ヶ岳も見える。
アルプス一万尺踊りたい。
最後の力を振り絞って、
燕山荘に到着!
8時から登って12:30に到着したので、約4時間半ので結構良いペースで登れました。
でも疲れたので一旦仮眠。
体力が回復したので、今度は燕山荘から燕岳頂上を目指します。
イルカ岩。
メガネ岩。
こんな素敵な景色を見ながら登頂できます。
気分的には散歩してる感じで全然しんどくない。
そして、
登頂達成!
達成感やばい。
再び燕山荘に戻ります。
帰りの道中でブロッケン現象が!
めっちゃ神秘的。(写真がうまく撮れなかった…)
※ブロッケン現象とは、背後から太陽の光が差し込み、影の周りに輪の虹が現れることです。
遅めのお昼ご飯。
絶景を見ながら、持ってきた肉とビール。
最高すぎて言葉が出ない。
燕山荘に戻ってまたすぐに夜ご飯を食べます。
普通だったら食べれないけど、登山で約3,000kcalを消費しているのでモリモリ食べました。
燕山荘めっちゃ綺麗だしご飯も美味しいし良かった。
2日目
朝5時から朝ごはんを食べ、日の出を見に行きます。
が、この日は少し曇っていたので日の出は見れず…。
それでも綺麗だったけど。
富士山。
朝の景色を堪能して、
来た道を下山します。
背中が悲しそう…。
あんなに嫌だった登山が大好きになったなぁ。
そして、
無事下山!
(途中で足首を90度ひねったけど、登山靴のおかげで無事でした。)
7時に出て10時に到着したので約3時間。
那谷さんのペース配分が神がかってる。
その後は温泉に行って、信州そばの名店でチキンカツカレーを食べて、解散。
そばを食べなかったことを激しく後悔しながら帰路に着きました。
まとめ
あんなに嫌だった登山だったけど、めちゃくちゃ楽しかった!
登りきった時の達成感や、山頂でしか見れない絶景を堪能できて、本当に行って良かった。
でも一番楽しかったのは、お昼ご飯。
山で美味しいご飯を食べるってあんまりイメージないかもしれませんが、絶景を見ながら、一緒に登ったメンバーと食べるご飯は本当に美味しかったです。
写真をたくさん乗せてご紹介しましたが、やっぱり非日常の世界は行ってみないと分かりません。
興味がある人は、準備をしっかりして是非行ってみてください!
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この記事を書いた人 | |
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鯛 24歳、元芸人のライター 腐っても鯛です |
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