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定期的に顔のピーリングを行っている人、こんな疑問を持っていませんか?
「顔脱毛中の角質ケアはどうすれば良い?」
結論から言えば、顔脱毛の前後にピーリングをすることはサロンから推奨されていません。
今回は脱毛後のピーリングがNGな理由や、脱毛後でも挑戦できる肌に優しい角質ケア方法についてご紹介したいと思います。
ピーリングの正しい知識を身につけて、脱毛中もツルツルのお肌をキープしましょう。
1.顔脱毛直後にピーリングをしてはいけない理由
顔脱毛の後にピーリングはしないでくださいって止められたんですが、なぜでしょうか?
確かに脱毛後すぐのピーリングは肌に悪いわね。顔脱毛の顔脱毛直後にピーリングをしてはいけない理由についてまとめてみたわ。
・「痒み」や「赤み」が出る可能性があるから
・「乾燥肌が悪化」する可能性
顔脱毛とピーリングは互いに刺激を与えあう
顔脱毛もピーリングも、どちらも肌に刺激を与えるため、短期間で両方を同時に受けることは、肌にとって大きな負担になってしまいます。
そのため、顔脱毛とピーリングは、同じ時期にするのではなく、互いに期間をずらして行うようにしましょう。
連続して大きなダメ―ジを肌へ与え続けると、肌が敏感になってしまい、「肌トラブル」を起こしやすくなってしまいます。
かゆみ、赤みが出る可能性がある
顔脱毛とピーリングの両方の刺激を受けたことにより、肌に「痒み」や「赤み」の症状が出てくる可能性があります。
肌荒れによる痒みが長続きすると、脱毛の施術を受けることができなくなってしまう場合もあります。肌が弱い人は、特に注意が必要です。
乾燥肌が悪化する可能性がある
顔脱毛とピーリングは、どちらも施術後に「肌が乾燥しやすい」という共通点があります。
そのため、2つの施術を短期間で行うと、肌の乾燥がよりひどくなってしまう可能性があります。
乾燥がひどいと、脱毛中に痛みやヒリつきを感じやすくなる危険性があるので、注意をしないといけません。
2.どれくらい期間が空いたらピーリングしてもいい?
では、脱毛後にどのぐらいの期間を開けたらピーリングをやってもいいんですか?
そうね、脱毛前後にピーリングをする場合、「2週間程度」の間隔を空けることをおすすめするわ。
脱毛サロンやクリニックでは、予防接種などの禁止事項について、予約日前後2週間は避けることを推奨しています。
脱毛後は1週間くらい肌が敏感になっており、赤みが引かない人もいますので、肌が十分に鎮静化したのを確認してからピーリングを行う必要があります。
肌のコンディションが悪い時にピーリングを行えば、それだけ肌荒れの可能性が高くなります。
少しでも肌の調子が悪いと思ったら、ピーリングを控えた方が安心です。
3.ピーリングとは
ピーリングがどんなものかを一度おさらいしておくわね。
ピーリングとは、薬剤や細かい物質を使って、肌表面に残るザラツキや古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを正常に行えるように促進する方法です。
肌のターンオーバーが正常に行われるようになることで、新しい肌が内側から古い表皮を押し上げていくので、ニキビ跡やシミの改善に有効と言われています。
そして、ピーリングには、自宅で行う「セルフピーリング」と医療クリニックやエステで行う「プロのピーリング」の2種類があります。
セルフピーリング
セルフピーリングは、市販のピーリンググッズを利用して、自宅で気軽に挑戦することができるのが魅力です。
・ピーリング石鹸
普通の洗顔石鹸と同様に使用します。角質を溶かす化学薬品が配合されているため、毎日の使用には向きません。
肌のざらつきが気になった時、週に1~2回のスペシャルケアとして使用することをおすすめします。
長期的な使用によってニキビ跡やシミの改善に期待ができます。
・ピーリングジェルの場合
洗顔後のキレイな肌に使用するのが基本です。
ジェルを肌に広げて、軽くマッサージをすると、古い角質などが消しゴムのカスのようにポロポロと落ちてくるのが特徴です。
強い力でこすると、肌を痛める原因になるので注意が必要です。使用後すぐに肌のザラツキが無くなる即効性があります。
プロのピーリング
・ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、「グリコール酸」や「サリチル酸」という薬剤を使用してお肌の古い角質を除去する方法です。
薬剤で角質を溶かすので、使用後すぐにツルツルの肌を実感できる「即効性」が人気。
ザラツキ解消の他に、肌がワントーン明るくなるくすみの解消効果や、ニキビやシミなどを改善する効果も期待できます。
しかし、ケミカルピーリングで使用する薬剤は、非常に刺激が強く、施術後に「赤み」や「肌荒れ」を起こす可能性もあります。
通常は数日以内に肌が落ち着きますが、肌質によってはケミカルピーリングが合わない場合もあります。
・ダイヤモンドピーリング(クリスタルピーリング)
顔に細かいダイヤモンドの粒子を吹きかけて、肌表面の角質を取り除くピーリング方法です。
粒子が細かく痛みがないので、肌が弱い人でも利用できます。
ケミカルピーリングのように薬品を使用しないので、ケミカルピーリングが合わなった人にもおすすめです。
特殊な専用機械を使用するため、エステや医療クリニックでないと施術を受けられません。
1回で劇的な効果があるわけではなく、1か月に1回程度のペースで長期的に通うことで、キメの整った肌が期待できます。
また、ダイヤモンドの代わりに、酸化アルミニウムの粒子を吹きかける、クリスタルピーリングもあります。
4.顔脱毛期間中に角質ケアしたい場合のやり方
最後に、顔脱毛中でも挑戦できる肌に優しい角質ケアについて紹介していくわ。
タンパク質の塊である古い角質には、タンパク質を分解する効果がある「酵素」を使った洗顔方法がおすすめです。
低刺激な「パパイン酵素」や「パイン酵素」を使用した酵素洗顔を使用することによって、肌のザラツキを解決することができます。
・炭酸洗顔
タンパク質に吸着する性質がある「炭酸」を使って洗顔することにより、タンパク質で出来ている古い角質が落ちやすくなると言われています。
炭酸効果で血行も良くなり、肌の新陳代謝を高めることで、美肌作りにも役立ちます。
・蒸しタオルケア
ごわごわになってしまった古い角質は、洗顔するだけでは簡単に落とすことはできません。
洗顔前に、蒸しタオルを使って、硬くなった角質や毛穴を柔軟にすることで、洗顔時に汚れが落ちやすくなります。
洗顔だけでは角質ケアが難しい時におすすめの方法です。
・拭き取りケア
時間がない時におすすめなのが、拭き取り専用化粧水を使って角質ケアをする方法です。
拭き取り化粧水をコットンにひたひたになるまで染みこませ、サッと拭き取れば古い角質が除去できます。
化粧水の量が少ないと、摩擦によって、肌へダメ―ジを与えてしまうので、化粧水の量は多めで使用しましょう。
拭き取り化粧水にはアルコールが含まれていることも多く、使用後は肌が乾燥しやすくなる場合もありますので、保湿ケアを忘れずに行いましょう。
5.まとめ
顔脱毛直後のピーリングは、肌に大きなダメージを与え、「乾燥」や「肌トラブル」の悪化を招く可能性があるため、避けた方が良いということがわかりました。
しかし、顔のザラツキが気になり、ケアをしたい場合には、次の角質ケアをおすすめします。
- 酵素や炭酸を使った洗顔
- 蒸しタオルによるケア
- 拭き取り化粧水を使ったケア
どうしても本格的なピーリングを行いたい場合は、脱毛前後「2週間」程度は空けるようにしましょう。