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ブラジリアンワックスとは、専用のワックスを使用して毛と絡ませ、その上からストリップスといわれるシートを密着させて、一気に剥がし取る脱毛法です。
おもにVIO(デリケートゾーン)の脱毛として一般的ですが、中にはすね毛や鼻毛など、他の部位に対しても応用するケースもあります。
さて、このブラジリアンワックスは毛を毛根から抜き取ることから、脱毛効果が長く継続することが大きなメリットです。
ただし、物理的に抜き取る以上、どうしても多少の痛みは伴います。また、慣れないうちは使い方が複雑なので、その高い脱毛効果を実感できないまま諦めてしまう人も少なくありません。
そこでここでは、ブラジリアンワックスに初挑戦する人や、始めて間もない人に向け、誰にでもわかりやすく使い方をご紹介します。
脱毛効果を高めるちょっとしたコツや、痛みを軽減させるテクニックも網羅していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.初心者必見!ブラジリアンワックスの正しい使い方
ブラジリアンワックスでは、その手順が仕上がりを大きく左右します。それは何も脱毛のタイミングだけにとどまりません。
事前準備から、アフターケアにいたるまできちんと正しい使い方ができて初めて、本来のブラジリアンワックスのすばらしさを体感することができるんです。
それでは、事前準備の段階から順を追って解説していきますね。
1-1.ブラジリアンワックスを使う前の準備
まずはじめに、脱毛箇所に傷や吹き出物、炎症などがないか確認してください。
健康でない状態で脱毛をすると、状態を悪化させるばかりか、傷口から雑菌が入って炎症を拡げる恐れがあります。
問題が見受けられた場合は、日を改めて脱毛するようにしましょう。
脱毛箇所の肌の状態が確認できたら、次は毛の長さを整えましょう。ブラジリアンワックスでは、最適な毛の長さは「1~2cm」程度です。
親指の第一関節あたりを目安に確認し、長すぎる場合はハサミで切り揃えてくださいね。
毛の長さが整ったら、次は肌の状態を整えます。ブラジリアンワックスで綺麗に脱毛するには、肌の余計な油分・水分を落とすことが必要不可欠。
そうすることでワックスが毛と直に絡み合い、シートとの密着度が高まるからです。そのため、肌の汚れや水分はしっかりと取り除いておきましょう。
ここまでで肌のスタンバイは完了です。最後に、ワックスの準備をしておきましょう。ワックスの粘度は、スパチュラですくった際に糸を引く程度に調整しておいてください。
イメージとしては、水あめくらいの固さがベストです。
1-2.ブラジリアンワックスの塗り方
ブラジリアンワックスには、正しい塗り方が存在します。
まず、専用のスパチュラで少量のワックスをすくい、毛の根元から毛が生えている方向に向かってワックスを塗ります。
このとき、毛の流れに沿って均一な厚みで塗るのがポイント。また、シート1枚におさまる範囲にのみ塗ることにも気をつけてください。
一度に広い範囲に塗ると、シート1枚で剥がしきれず、失敗の原因になります。
1-3.シートの貼り方
次に、ワックスを塗った部分にシートを貼る手順へ移ります。
具体的には、ワックスを塗った方向にあわせてシートをなでるように貼り、シートとワックスと密着させられればOK。
この密着が甘いと、きちんと抜けきれず、抜き残しの原因になります。
ちなみに、シートはワックスを塗ったあと時間を空けずに貼らないと効果が半減します。
時間がかかるとそのぶんワックスが冷めて固まり、密着度が弱まってしまうからです。
ワックスを塗る~シートを貼る流れは、素早くおこなうよう心がけましょう。
1-4.シートの剥がし方
次に、貼り付けたシートを剥がす工程です。
皮膚がピンと張るようにおさえ、ワックスを塗った方向(毛の流れ)と逆方向に向かって勢いよく剥がします。
このとき、シートを肌と垂直に剥がそうとすると皮膚がくっついて痛みが増幅するばかりか、肌を痛める危険性があります。
シートは肌と並行に剥がすよう、気をつけてください。
1-5.ブラジリアンワックス使用後のアフターケア
脱毛箇所に残ったワックスは、タオルでしっかりと拭き取ります。
肌が綺麗な状態になったら、濡れタオルなどをあててクーリングします。こうすることで開いた毛穴の引き締め効果と、刺激を受けた肌を鎮める効果が期待できます。
また、痛みの軽減にも効果的です。
しっかりと冷やしたら、最後にボディーローションや保湿クリームなどでケアをして完了です。脱毛箇所は刺激を受けて繊細な状態になっているため、放置すると肌トラブルの原因になるため、注意しましょう。
2.ブラジリアンワックスで上手く脱毛できない時の原因・コツ
このように、ブラジリアンワックスは複雑な工程を経て初めてその効果を発揮する脱毛法です。
自宅でセルフ脱毛ができる手軽さは魅力ですが、始めのうちはなかなかうまく脱毛できずに悩む人が多いのも事実。
でも、そういう人はコツをひとつ掴むだけで、一気に成長するものです。
ここでは、初めての人が陥りやすい失敗の原因に焦点を当てて解説しますので、ぜひ自分と照らし合わせてチェックしてみてください。
諦めなければ、必ず綺麗に脱毛できるようになりますよ!
2-1.毛の長さは1cm以上あるか
先の手順でも「毛の長さを一定に揃える」と解説しましたが、これを甘く考えている人が非常に多いです。
ブラジリアンワックスにおいて毛の長さは非常に重要で、長すぎても毛がワックスに絡みすぎてしまってシートの密着度が弱まりますし、逆に短すぎても毛を捕えられなくなり、抜き残しの原因になります。
「1~2cm」を目安にハサミで切り揃えてから脱毛に入るのが鉄則。剃りたてで短すぎる場合は、日を改めるなどして調整してくださいね。
2-2.ワックスの温度は適温か
ブラジリアンワックスの準備段階として、ワックスの温度を調整する過程がありましたね。
ここもポイントで、ワックスが固すぎると肌に伸ばしづらくなり、逆にゆるすぎても粘着度が弱まってしまいます。
ワックスの粘度は、温度に左右されます。冷たいと固まり、あたたかいとゆるくなるため、最適な粘度にするためには温度調節が肝心。
保管場所や季節によっては、取り出した際に適した固さとはいえない状態になっていることが多いため、必要に応じて湯煎したり、冷蔵庫に入れるなどして調整しましょう。
2-3.肌に水分は残っていないか
ブラジリアンワックスでは、水分などが肌に残っているとワックスが滑りやすくなり、毛をキャッチする精度が衰えます。
それを防ぐには、脱毛前に水分をきちんと除去し、乾燥した状態に保つのが重要です。
事前にシャワーを浴びるのであれば、しっかりとタオルドライをしてから、薄くベビーパウダーをはたくのが効果的。ボディクリーム等は油分になるので、脱毛前の使用は厳禁です。
2-4.広く塗り広げすぎていないか
ブラジリアンワックスは、狭い範囲を塗って剥がす繰り返しが基本です。慣れない人はここを勘違いしやすく、一度に広範囲にワックスを塗ってしまい、失敗に陥る確率がとても高いです。
ワックスは、「薄く少しずつ」塗るのがポイント。「1cm×3cm」の範囲を目安に、毛流れに沿って薄く伸ばしてみてくださいね。
まとめ
ブラジリアンワックスは、慣れればサロンと同等の仕上がりも夢ではない効果的な脱毛法です。
始めは少しテクニックが要りますが、誰でも数回こなせば必ずコツを掴めます。「うまくできないから…」と諦めては勿体ないです!
ぜひご紹介した使い方を参考にしつつ、前向きにチャレンジしてみてくださいね。